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2019年02月22日

【物 流】ナスタ 福岡市と協力し宅配ボックス実証実験の結果を発表


平成31(2019)年2月20日、ナスタは福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」に参画し、福岡市の戸建住宅1,000世帯を対象にした宅配ボックス「スマポ」を用いて荷物の受け取り方の変化が与える宅配ストレスの影響とその効果を検証し、結果を報告した。

調査の結果、宅配ボックスを設置したことでユーザー全体の82.3%が、ストレスが減ったと回答し、頻繁に荷物を受け取っていたユーザーほどストレスが減った。中でも荷物が指定日に受け取れなかったストレスや、いつ届くか分からず困ったストレス、チャイムの音で寝かしつけた子供を起こされたといったストレスが大幅に減少していた。これは、宅配ボックスによって対面での受け取りの必要がなくなり、時間や行動が制限されなくなったことを証明している。

また、全体の91.4%のユーザーが宅配ボックスの必要性を感じており、利便さから今後も使い続けたい、周りに人に勧めたいという意見が見られた。特に20代では6割以上が「絶対に必要」と答えており、若い世代ほど宅配ボックスを求めている結果となった。

ナスタは、今回の実証実験で「宅配ストレス」の数値化を行い、宅配における最も大きいストレスは何か、ユーザーが本当に困っていることは何かを可視化した。また、「荷物を入れてもらえなかった」「鍵を閉めてくれなかった」といった問題点やユーザーからの意見を今後の重要な課題として、商品やサービスの向上・課題解決に努めていくとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| その他