<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年02月07日

【環 境】凸版印刷 業界初の浴室でも使える紙パックを開発


凸版印刷は、これまでのプラスチックボトルからの代替が可能な新しい紙パックを開発した。従来の紙パックでは不可能だった洗面所やバスルームなど濡れた場所での常時使用が独自構造を採用することで可能になった。まずトイレタリー業界などに向け2019年2月よりサンプル出荷する。

今回開発した製品は、水回りでの使用時に水と常時接着する底部付近に紙端部を設けない独自構造により、プラスチックボトルとほぼ同等の耐水性を実現した。また、従来の紙パックではその構造上不可能だった、口栓を中央につけられる形状も実現しており、ポンプを付け替える「付け替え容器」や広口容器としての使用も可能となる。

同製品を採用することにより、プラスチックボトルと比較して、石化由来材料を約75%削減できる。また、既存のプラスチックボトルの充填機を流用しながら、かつ、組み立て式で折りたためる納入形態にすることより、充填前の輸送や保管費の削減が可能となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】