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2019年02月08日

【アジア】三井住友建設 フィリピンで南北通勤鉄道事業CP2工区を受注

三井住友建設はフィリピンで南北通勤鉄道事業(マロロス-ツツバン)CP2工区を受注した。

フィリピンは世界第12位の人口を抱え、平均年齢が約24歳と若く、人口ボーナスも2045年頃まで続く見込みで、急速な経済発展を遂げている。中でもマニラ首都圏は、同国最大の経済集積地で人口集中も著しく、これに伴う急激な交通需要増大が慢性的な交通渋滞を深刻化させ、貨物物流等にも悪影響を引き起こしている。

南北通勤鉄道事業(マロロス−ツツバン)CP2工区は日本の政府開発援助(ODA)により実施されるプロジェクトで、首都圏マニラ市と周辺都市を南北軸によって結ぶ「南北通勤鉄道計画」のうち、北方のブラカン州マロロス市から首都圏マニラ市ツツバンまでの区間を整備する。これによりマニラ首都圏の交通ネットワークの円滑化が見込まれる。同プロジェクトは、総延長約38kmの高架型鉄道を建設するもので、三井住友建設はCP2工区で北側起点駅(マロロス駅)を含む3カ所の駅舎と14kmの高架橋建設を担当する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア