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2019年02月07日

【アジア】NECとインド工科大学ボンベイ校 スマートシティ実現に向けた共同研究を開始

NECのインド現地法人NEC Technologies India(以下 NECTI)は、インド工科大学ボンベイ校(The Indian Institute of Technology,Bombay)と、社会課題の解決に向けた共同研究を開始する。

NECは新興国向けの社会ソリューションをアジャイル(迅速)に開発・事業化することを目的として、ムンバイにNEC Laboratories India(以下 NLI)をNECTIの傘下として2018年6月に設置した。

NLIとインド工科大学ボンベイ校は、ビッグデータ分析・IoT・AIの領域で共同研究を行い、インドが目指すスマートシティの実現に貢献する。まずビッグデータ分析の共同研究から開始し、インド国内の物流最適化による配送の迅速化とコスト削減を目指す。今後の共同研究の成果として、物流網のさらなる効率化、道路混雑の解消、大気汚染の改善などを目指しており、急速な近代化と経済成長によりインドが直面している社会課題の解決に貢献する。

NECは以前からインド工科大学ボンベイ校と人材交流を行っており、30名以上の卒業生が中央研究所で最先端技術の研究開発に取り組んできた。今回の共同研究により、インド工科大学ボンベイ校との連携を一層強化し、「NEC Safer Cities」実現に向けたソリューションやサービスの開発を加速・強化することで、インドから新興国、さらには先進国へとソリューションを展開するリバースイノベーションを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア