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2018年08月20日

【アジア】住商 東南アジアでデジタル広告事業に参入

住友商事は東南アジア中心に主にモバイルキャリア事業を展開しているAxiata Group Berhad(以下「アジアータ・グループ」)のAxiata Digital Advertising社(以下「ADA社」)へ出資した。

東南アジアにおける個人の携帯電話やSNSの利用時間は日本の3倍以上といわれており、デジタル広告市場は、2017年の27億ドルから2021年には53億ドルへ拡大が見込まれる。

アジアータ・グループは、アジア最大級の通信事業グループで、モバイル・固定通信事業、通信インフラ事業、デジタルサービスを13か国で展開しており、顧客数は3.5億人にのぼる。ADA社は、アジアータ・グループの保有する顧客情報や利用データを匿名化して所有・分析するプラットフォームを有し、テクノロジーを強みとしたデジタル広告事業を東南アジア中心に展開している。

住友商事は、AI・ビッグデータ解析などの先端技術を活用し、ADA社が保有するデータマネジメントプラットフォームの高度化を進めるほか、成果報酬型広告をはじめとするデジタル広告ノウハウの提供、日系広告主の開拓サポートなどを行うことで、ADA社の事業拡大に貢献する。住友商事とADA社は、プラットフォームの高度化を通じ、マイクロファイナンス、送金、決済などを行うフィンテック事業やIoT事業など、新しい事業の創出にも共同で取り組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア