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2018年08月20日

【環 境】韓国で初めてのPMSM搭載車両が運行開始30%以上の消費電力量削減


東芝インフラシステムズが納入した永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor、以下 PMSM)を採用した釜山交通公社の新型車両5編成(40両)の運行が開始された。運行を開始するのは、韓国釜山市の南北を約40kmにわたって縦断する地下鉄1号線の新型車両であり、同国として初めてのPMSM搭載車両となる。

東芝インフラシステムズは車両を製作した現代ロテム社に、PMSMおよびそれを制御する牽引インバーター用主要部材を宇進産電社経由で納品した。同主回路システムは、従来のシステムに対して30%以上の消費電力量削減が見込まれている。

PMSMは回転子に永久磁石を使用した高効率電動機で、電動機内部の発熱量が減ることから、「全閉自冷式」を採用しており、結果、低騒音化と内部への塵埃侵入が防止されることによる低保守化を実現している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】