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2018年07月23日

【知 識】NTTコミュニケーションズとみらい翻訳が資本業務提携

NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)とみらい翻訳は資本業務提携した。近年、日本企業のグローバル展開に伴って、外国語によるコミュニケーションやドキュメント作成のニーズが高まっている。これまで多くの企業ユーザーは、時間と費用がかかる翻訳作業の委託や、セキュリティや専門用語の翻訳精度に不安があるインターネットの無料翻訳サービスの利用で対応してきた。

NTT Comはこのようなニーズに応えるために、AI翻訳プラットフォームサービス「COTOHA Translator」の提供を開始した。このサービスでは機械翻訳において業界トップレベルの技術を有するみらい翻訳との連携を通じて、最新のニューラルマシントランスレーション技術(※)と、NTTグループの強みである日本語解析技術、および国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の翻訳技術を投入して実現した。

両社は今回の提携を通じて、NTT Comの高品質なICT基盤(データセンターやネットワークサービス、クラウドサービスなど)と自然言語解析やセキュリティなどの技術に、みらい翻訳が有する機械翻訳技術やアプリケーション開発力との連携を強化する。またこれによって、顧客の多様なニーズに対応するとともに、事業の発展を目指す。

翻訳および通訳業務、翻訳および通訳業務に関するサービス、システム、機器装置、ソフトウェア、ソリューションなどについて、設計、開発、販売、運営および保守ならびにこれらに関するコンサルティング業務を行う。

※:ニューラルマシントランスレーション
脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いる機械翻訳技術。膨大な対訳データを機械学習することで高精度な翻訳を実現する

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識