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2018年02月19日

【環 境】JR貨物 汎用コンテナのサイズを拡大


日本貨物鉄道(JR貨物)は、鉄道コンテナ輸送用の汎用コンテナのサイズを、従来のものより高さを拡大したタイプ(背高コンテナ)に変更する。これにより、コンテナに積載できる貨物の容積が拡大するため、より利便性が高まる。

コンテナのサイズについては、コンテナ車積載時の車両限界、及び道路運送時の道路交通法の規定の範囲等を勘案して決定されるが、従来は床面高さが1,100mmの「コキ50000形式」コンテナ車の使用を前提として、高さ 2,500mm のコンテナ(19 形式)を汎用コンテナサイズとしていた。

平成30(2018)年3月17日のダイヤ改正において、「コキ 50000 形式」が定期運用を終了し、全てのコンテナ車が「コキ100系形式」を代表とする床面高さ 1,000mm以下となり、従来は輸送区間に制限があった背高コンテナについて、制限なく輸送できるようになる。このため、従来は背高タイプとして輸送区間を制限していた高さ 2,600mmのコンテナ(20 形式)を汎用コンテナサイズとすることとした。

平成30年度は 20Dタイプ(両側開き)を 2,650個、20Gタイプ(妻側開き)を 1,300個、合計 3,950個のコンテナを新製する。今後も同様に20形式コンテナを新製し、現在の19形式を順次切り替えていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| モーダルシフト関係【内容】