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2018年02月20日

【環 境】JFEエンジニアリング タイで産業廃棄物発電プラントを受注


JFEエンジニアリングは、丸紅から廃棄物発電プラント(発電容量8,630kW)を受注した。このプラントは、タイ国南東部のヘマラートチョンブリ工業団地内に建設され、産業廃棄物を受け入れる計画となっている。

この事業は、全世界で水処理・廃棄物発電事業を行う業界最大手スエズ エンバイロメントが東南アジアで初めて実施する産業廃棄物発電事業で、排ガス規制値について欧州と同等レベルの厳しい基準が求められている。

JFEエンジニアリングは、廃棄物の安定燃焼を実現する「ハイパー火格子」に加え、排ガス中のダイオキシン類や一酸化炭素を低濃度に抑制する「2回流ガス流れ」などの燃焼技術を保有しており、こうした技術の豊富な実績が評価され、今回の受注に至った。

タイは、廃棄物の不法投棄の取締りを強化するとともに、固定価格買取制度(FIT)による再生可能エネルギーの導入を促進している。同国をはじめとする東南アジア諸国では、一層廃棄物発電プラントの需要が高まることが予想されている。

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】