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2017年10月18日

【環 境】日本郵船 Gas4Sea、Statoil社とLNG燃料供給契約締結


日本郵船がENGIE SAおよび三菱商事と立ち上げた船舶向け液化天然ガス(以下:LNG)燃料の供給・販売を行うGas4Seaが、多国籍石油・ガス会社Statoil社(本社:ノルウェー)によってLNG燃料供給業者に選ばれた。平成32(2020)年からロッテルダム港で同社が運航する4隻のシャトルタンカー向けにLNG燃料を供給する。

供給先となるシャトルタンカー4隻は北ヨーロッパ海域を航行し、Gas4Seaは同社が出資する合弁会社が保有するLNG燃料供給船「ENGIE Zeebrugge」を使用する予定である。「ENGIE Zeebrugge」は今年初めに竣工し、現在ベルギーのゼーブルージュ港で自動車専用船2隻に対しLNG燃料を供給している。同船は約5,000立法mのLNGタンク容量を有しており、ゼーブルージュ港だけでなく近隣港でもサービスを提供できるのが特徴である。

同社グループは、Gas4Seaのパートナーと共に、従来の重油と比べてクリーンで、安全かつ経済性にも優れたLNG燃料を展開することで、ヨーロッパを皮切りに全世界で船舶による環境負荷の低減に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型施設・設備【取り組み内容別】