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2017年09月05日

【知 識】パーソルテンプスタッフと千葉商工会議所 シニア人材活用事業開始


パーソルテンプスタッフと千葉商工会議所は、シニア人材活用事業に関する業務提携を2017年9月より開始した。

同事業では、千葉市内の企業で働きたいシニアと、シニア人材を活用したい企業の双方にコンサルティングを実施する総合相談窓口を運営することで、求職者と企業のマッチングを支援する。同事業を通じて、シニア人材の雇用創出と、千葉市内の中小企業における人材確保を目指す。

世界に先んじて超高齢化社会に突入する日本では、2025年に約583万人の労働力が不足すると推計されており(※1)、深刻な人手不足が続いている。千葉市はベッドタウンとして東京都心への労働力の流出が少なくなく、市内企業の永続的な成長のために、人手不足解消の施策を求める声が以前より挙がっていた。

一方、60歳以上の就労を希望するシニアは7割を超えており(※2)、働きたいシニアの雇用を創出することは人手不足解消の解決策の一つとして注目されている(※3)。

市内企業には、相談窓口に加え、個別訪問やセミナー等を実施。短時間勤務枠の活用等のシニアが働きやすい環境整備をサポートする。シニア求職者には、短時間勤務等の多様な働き方が可能な市内企業を紹介することで、個人のライフスタイルに合わせた就業を支援する。なお千葉市および千葉県内に在住しているシニアはもちろん、県外在住のシニアにもWEBを用いたコンサルティングを提供することでUターンやIターン就職の実現も目指す。

※1 ※3 パーソル総合研究所「労働市場の未来推計」より
※2 内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査」(2014)より

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識