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2017年08月29日

【知 識】東京都とヤマト運輸 水上バスを活用した「客貨混載」実証実験を実施


東京都、東京都公園協会(以下「公園協会」)、ヤマト運輸は、東京都が所有する防災船で、平常時には公園協会が東京水辺ラインとして旅客運航している水上バスを活用した「客貨混載」の実証実験を共同で実施する。

これは、手ぶら観光サービスの拡充や、CO2の削減と交通渋滞緩和の取組としてモーダルシフトを推進するヤマト運輸と、災害時に帰宅困難者だけではなく医療器材や救援物資の輸送も円滑に行えることを目指す東京都及び公園協会の方向性が合致し、物資輸送における水上バス活用の可能性を検証するために三者で実施される。

その第一歩として、今回の実験では東京都を訪れた観光客から預かった荷物を水上バスで輸送し、観光を楽しんでいる間に目的地まで配送することを想定して、定期運航中の水上バスで模擬貨物を輸送し、搬入・搬出における所要時間や人員、船内での安全性確保のための人員配置、旅客輸送への影響等を確認する。その後、輸送ニーズとの適合性や課題の抽出を通じて、実現可能性を検証していく。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識