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2017年07月06日

【知 識】日本光電工業とオムロンヘルスケア 血圧脈波検査装置の販売契約を締結


日本光電工業は、オムロン ヘルスケアと同社が製造販売している「血圧脈波検査装置 フォルム BP−203RPEIII」および「血圧脈波検査装置 HBP−8000」の販売に関する取引基本契約を締結した。血圧脈波検査装置は、動脈硬化の指標となる baPWV(※1)(血管の硬さ)と ABI(※2)(血管のつまり具合)を簡便に計測することができる。

加齢や生活習慣病の進行にともない動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中など生命予後に大きな影響を及ぼす疾病を引き起こす可能性が高くなるため、動脈硬化の進行度合いを定期的に検査し、これらの重篤な疾病の発症を未然に防ぐことが重要でる。

日本光電工業は、新たにオムロン ヘルスケアの血圧脈波検査装置をラインアップに加えることにより、生活習慣病が原因となる循環器疾患領域での総合提案力をさらに高め、医療の質や効率の向上に貢献するとともに、生活習慣病に対する取り組みを強化する。

※1 PWV(Pulse Wave Velocity;脈波伝播速度)とは、血管の硬さを示す指標。脈波の伝わるスピードは、血管が硬くなるほど速くなるという原理を利用し、2 点間の脈波の脈波伝播時間から算出している。フォルムでは、上腕(brachial)と足関節(ankle)間の脈波伝播速度から baPWV(上腕・足関節間の脈波伝播速度)を独自の指標として算出している

※2 ABI(Ankle Brachial Pressure Index;足関節/上腕血圧指数)とは、血管の詰まり具合を示す指標で、閉塞性動脈硬化症(PAD(Peripheral Arterial Disease);主に下肢の動脈で狭窄や閉塞を生じ、その末梢側に種々の病変を呈する疾患)の診断に使われる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識