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2017年06月27日

【知 識】リコージャパン 日本HPと3Dプリンターの販売協業


リコージャパンは日本HPとの間で、日本における 3D プリンターの販売において協業することで合意した。リコージャパンは HP社製の産業用3Dプリンターを、2017年秋を目処に販売開始し、消耗品と保守サービスの提供までトータルで対応する。

近年、顧客ニーズの多様化に対応するため、製造業では短期間での製品開発プロセスが求められている。 こうした背景の中で3Dプリンターは、設計データから試作品や最終製品を手軽に造形可能で、時間とコストの削減に貢献できるとして、導入が進んでいる。リコーグループは、20 年以上にわたる3Dプリンターを活用した製品設計の実績と、試作や金型などで培ってきた加工技術を有しており、これらのノウハウを活用した3Dプリンター関連事業を展開している。自社製の3Dプリンターの販売をはじめ、未導入の顧客に対しても、コンサルティング〜3D データの設計〜造形/納品まで一貫したサービスを、日本をはじめ欧州など海外でも提供している。

今回の販売協業により、リコージャパンは 3D プリンターのラインアップを拡充し、顧客の幅広い要望に応える。リコージャパンが販売する商品は HP 社製初の 3D プリンター「HP Jet Fusion 3D 4200 Printer」と「HP Jet Fusion 3D 3200 Printer」の 2 機種で、欧米では 2016 年から発売されており、日本での発売は初めてとなる。リコージャパンは、日本でのマシン販売および消耗品と保守サービスの提供を全面的に推進することで、事業の拡大を図る。

HP社製3Dプリンターは高精細かつ高耐久な造形物の製作が可能で、試作品だけでなく最終製品の製作にも対応。また、HP社の独自技術の搭載により、高生産性と低コストを実現する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識