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2016年12月13日

【環 境】食品4社 物流事業の共同出資会社設立 協働の取り組みを推進しCO2削減


味の素、カゴメ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社の食品メーカー4社は、物流事業の共同出資会社設立に関する契約を平成28(2016)年12月1日に締結した。北海道と九州でそれぞれ共同物流体制を構築し、全国展開の検討を始める。

近年課題とされている、トラックドライバー不足や物流コストの上昇、CO2排出量の削減等に対応する為、平成26(2015)年2月より同4社と日清オイリオグループ、Mizkanは、効率的で安定した物流体制の実現を目的に食品企業物流プラットホーム「F-LINE」の構築に合意し、以降、参加メーカーによる協議体「F-LINEプロジェクト」で物流戦略を定め、これまでに関東・関西間の中距離幹線輸送の再構築や、北海道での共同配送を行ってきた。

今回、協働をさらに進めるため4社は、F-LINEプロジェクトが策定した戦略を実施する共同出資会社を発足させる。各社の物流企画立案機能を統合して意思決定を速めると同時に、トラックドライバーや物流センターなど物流資産を共有し、物流体制の一層の効率化を目指す。

4社は、味の素物流が100%出資する北海道エース物流の株式を25%ずつ取得し、平成29(2017)年3月に「F-LINE」に商号変更する。「F-LINE」は味の素物流100%子会社の九州エース物流の全株式を取得して同年4月に「九州F-LINE」と照合変更し、平成30(2018)年の九州での共同物流体制構築を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】