<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年11月02日

【アジア】日本ユニシスグループ インドネシアでドライブレコーダーサービスの提供開始

日本ユニシスグループは、海外事業展開の第一弾として、2016年10月からインドネシアでカメラ付き携帯通信型の運行管理支援サービス「ANZEN FleetView(TM)」の提供を開始する。同サービスは、日本ユニシスが日本国内向けに提供している「無事故プログラムDR(R)(ドライブレコーダー)」をベースに、東南アジア地域特有の状況・課題に対応したグローバル版サービスとして開発し、自動車による輸送サービス事業者の安全で高品質なサービスの実現を支援する。

インドネシアでの販売については、日本ユニシスグループの現地関係会社であるネットマークス インドネシア(PT.Netmarks Indonesia)を販売店として、車載器とWebサービスを提供する。今回対応する言語はインドネシア語、英語、日本語の三ヶ国語。

東南アジア地域では人口増加、各国の経済成長に伴い物流量が増加している。輸送サービス事業者の車両台数が年々増加する一方、交通規則が未整備であるために、交通事故件数も比例して増加している。さらにドライバーの不正な勤怠など、物流に関わる課題が山積している。

日本ユニシスは、2009年に日本国内において輸送サービス事業者向けに「無事故プログラムDR」の提供を開始した。これまでに650社、25,000ユーザーへ導入を果たし、「自動車事故削減」「エコ運転の実現」「コスト削減」を実現してきた。日本ユニシスは、これら日本国内での実績をもとに、2015年から東南アジア市場向けに「無事故プログラムDR」の展開の可能性について検討を開始し、海外展開の第一弾としてインドネシアを選定した。

日本ユニシスグループでは「ANZEN FleetView」の提供開始に先立ち、2016年7月から、インドネシアのH.I.S.バリ支店において「無事故プログラムDR」のトライアル導入を実施し、車両運行の安全管理に効果を発揮した。同社からは「リアルタイムでの運行ルート、運行スピードの管理ができ、トライアル導入の目的であった、より具体的な安全運行教育が可能になった。」との評価を得た。

今後、日本ユニシスグループは、「ANZEN FleetView」の東南アジア各国での展開を目指すとともに、これを足がかりに、周辺ICTビジネスへの拡大に尽力し、東南アジア地域を対象とした新しい未来を創り出すビジネスエコシステムの構築を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| アジア