<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年10月11日

【アジア】三井不動産 台湾で同社二つ目のアウトレットパーク開発


三井不動産は、台中市における商業施設の入札案件において事業者として正式に決定し、海外子会社を通じて、土地使用権の所有者である台湾港務会社と借地契約を締結した。この計画においては、台湾において二つ目の三井アウトレットパークとなる「(仮称)三井アウトレットパーク 台湾台中港」の開発を推進し、着工は2017年、オープンは2018年を予定している。

計画地は台北市から約130km南に位置する台湾第三の都市、台中市の中心部から北西へ約22kmに位置し、台中空港から約9km、台中港フェリーターミナルと隣接し、高速道路のインターチェンジや幹線道路からのアクセスが良い。

台中港エリアは台湾でも有数の観光地である、美しい夕日で有名な高美湿地(年間来訪客約140万人)や観光魚市場で有名な梧棲漁港(年間来訪客約130万人)があり、多くの観光客が訪れるエリアで、近接してヨットハーバーも計画されるなど、都市発展計画によりさらなる発展が期待されている。

「(仮称)三井アウトレットパーク 台湾台中港」は、約150店舗規模のラグジュアリー、インターナショナル、スポーツ、カジュアル、日系ブランドなど幅広いファッションブランドを誘致し、台湾中部最大級の本格的アウトレットモールとなる。

同施設はウォーターフロントの立地環境を活かして、これまでの台湾になかった開放的で魅力的な商業空間づくりを目指す。また、港の借景を生かした飲食ゾーンの他、シネコンなどのエンターテイメント施設の導入を検討しており、台中都市圏居住者から国内外の観光客まで幅広い客層・ニーズに応える、家族で一日中楽しめる商業施設を目指している。

2016年1月に開業し好調に推移している「三井アウトレットパーク 台湾林口」での経験を生かして日系店舗を積極的に誘致するなど、三井不動産グループの100を超える国内外の商業施設での開発・リーシング・運営により培ったノウハウを最大限に活用する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア