<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年10月07日

【アジア】日揮 カンボジア・プノンペンで日本式病院を開院

日揮は、2014年1月にカンボジアの首都プノンペンで、産業革新機構およびKitahara Medical Strategies International(北原国際病院を運営する医療法人社団KNIの関連企業)と合弁で事業会社Sunrise Healthcare Service社を設立し病院事業に着手し、2014年11月に病院を着工した。今回、その病院が竣工し2016年10月に開院する。

同事業は、プノンペン市内に脳神経外科を中核に救命救急機能を持つ日本式の病院を建設、日本の医療機器を数多く導入し、日本人医師が主導する質の高い医療サービスをカンボジア国民や在留外国人に提供するものであり、日本政府が提唱する「日本再興戦略」の一環である日本式医療の海外展開に沿った取り組みとなる。より高度な医療技術が必要とされる脳神経外科や循環器内科を中心に展開することで、カンボジアの医療水準向上に貢献し、現在、より高度な医療サービスを求め近隣諸国に流出している年間21万人の同国患者の負担軽減を図る。

日揮は、日本国内において30年以上にわたり250件以上の病院を建設した実績を有しており、加えて、東京都立松沢病院の運営事業に参画するなど、これまで医療分野において日本国内で数多くの実績と知見を蓄積している。また、2016年5月に発表した新中期経営計画「Beyond the Horizon」では、海外における医療事業の拡大を目指している。生活の質の向上や高齢社会の進展などを背景に、高度な医療への需要は世界各地域で高まっており、同社は、対象地域のニーズに合わせた病院の設計・建設、病院事業の運営を通じて、世界各地域における医療水準の向上に寄与する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア