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2016年10月07日

【知 識】住友商事とakippaと業務提携契約を締結


住友商事はakippaと業務提携契約を締結した。

住友商事とakippaは、共同で法人需要の本格的な開拓を目指し、約60万台のオートリース契約を有する住友三井オートサービスやジュピターテレコム(J:COM)、不動産関連子会社などの住友商事関係会社及びその取引先におけるakippaの駐車場シェアリングサービス活用の可能性を追求し、営業活動における協業体制を構築する。

ライドシェアや民泊など現在のシェアリングサービスの多くは、個人間のニーズに対応したものが主流となっている。一方で、企業においてもコスト削減や保有資産の有効活用の観点から、今後そのニーズは急速に高まると見込まれ、企業保有の駐車場を個人が利用する、または企業が個人宅の駐車場を利用するなど、シェアリングニーズはさらに拡大していくと予想される。

こうした背景の中、住友商事は、企業と個人のニーズが互いに相乗効果を発揮し易い特性である駐車場シェアリングビジネスに注目し、akippaとの戦略的提携に至った。また、両社のより強固な関係構築に向けてakippaへの資本参加や人材交流、海外への展開などについても、両社間で協議を行うことで合意している。

今後、自動車業界では、価値の創出が、自動車という「ハード」から、オートリースやシェアリングといったような「サービス」へとシフトし、自動車のコネクテッドカー化や自動運転技術の進化と共に、自動車を所有する時代から、サービスとして自動車を利用するモビリティサービスの時代が近い将来、到来することが予想される。住友商事では、このモビリティサービス領域に注目し、akippaとの戦略的提携を皮切りとして、より一層戦略的に取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 知識