2016年08月24日
【環 境】川崎汽船 ロングビーチ港・ロサンゼルス港から自主的な減速航行で受賞
川崎汽船は、米国ロングビーチ港およびロサンゼルス港から自主的な減速航行で表彰された。
両港では、沿岸の大気汚染を防止するために指定海域内で自主的な減速航行を求めるプログラムを設けている。川崎汽船は従来からこのプログラムに積極的に参画しており、平成27(2015)年通年においてもコンテナ船、自動車船およびドライバルク船による減速航行について高い達成率が認められ、両港湾局からそれぞれ表彰を受けた。
このプログラムに参画する船舶は、各港沿岸から40マイル(約74キロメートル)以内の海域において12ノット以下に減速することで排気ガス量を削減し、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)や粒子状物質(PM)、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出を抑制している。
川崎汽船はプログラムが開始された年から毎年受賞しており、ロングビーチ港では平成17(2005)年から11年連続、ロサンゼルス港においては平成20(2008)年から8年連続の受賞となっている。特にロングビーチ港では、平成27(2015)年にプログラムに参加した全169船社のうち、延べ200隻以上が寄港し、遵守率が90％以上の船社は同社を含め2社のみであった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:50| 表彰・認証取得関係【取り組み内容別】
