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2016年08月25日

【環 境】理化学研究所 海洋性細菌がバイオプラスチックを生産することを発見


理化学研究所は、高分子量のPHA(ポリヒドロキシアルカン酸)が海洋性の光合成細菌から生産されることを発見した。

PHAは、原料として再生可能な動物・植物資源が由来の物質で構成される、高分子材料であるバイオプラスチックの一種。微生物によって分解される性質(生分解性)と、生体に使用した際に悪影響を与えず馴染む性質(生体適合性)を持つことなどから、石油を原料とするプラスチックの代替物として注目されている。

海洋性の光合成細菌は淡水性のものに比べ、高塩濃度の培地を利用するため他細菌混入を減少させることが可能な上、地球上に豊富に存在する海水を活用することができるという利点を持つ。

今後、二酸化炭素からのPHA生産を最適化することで、低環境負荷のプラスチック生産を期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】