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2016年08月08日

【環 境】三井造船 低濃度PCB無害化処理施設建設工事を受注


三井造船は、東京鉄鋼より低濃度PCB無害化処理施設建設工事を受注し、平成28(2016)年8月2日、安全祈願祭を執り行った。

同工事は低濃度PCB廃棄物処理専用の固定床炉、小型焼却炉、廃油タンク設計・調達・施工を一括して請け負っている。尚、排気ガス関係は平成17(2005)年に三井造船が東京鉄鋼へ納入した炭化施設の一部を運用して処理を行う。この処理施設が稼働することにより、年間で、低濃度PCB廃油は約1680KL、低濃度PCB汚染物は1100tの処理が可能となる。

また、三井造船は5箇所の高濃度PCB処理施設の内、平成18(2006)年に、JESCO大阪事業所へPCB廃棄物処理施設を納入し、以来、定期点検業務や改修工事を継続して行っている。また、PCB汚染物等処理技術として溶融還元熱分解法について、PCB等処理技術調査検討委員会からの技術審査評価も受け、認定処理技術として承認認定されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】