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2016年08月08日

【アジア】川崎汽船・日本ロジテムなど ベトナムで冷凍冷蔵倉庫事業の営業開始

川崎汽船、海外需要開拓支援機構(以下クールジャパン機構)、日本ロジテムとの三社で設立した合弁会社「CLK COLD STORAGE COMPANY LIMITED」がベトナム・ホーチミンで建設していた冷凍冷蔵倉庫が完成し、2016年7月に営業を開始した。

今回営業を開始した倉庫は、ホーチミン市街地から約22km(国道1号線で約1時間)また、カットライ港、国際空港からのアクセスも良い好立地に位置している。

倉庫の設計、建設、冷却設備、運営までハードとソフト全てを日本企業が主導するベトナム初となるオールジャパン体制での冷凍冷蔵倉庫プロジェクトで、顧客の貨物を、安全且つ衛生的に保管するため、川崎汽船がタイ国バンコクで1989年以来長年冷凍冷蔵倉庫事業を行っているBangkok Cold Storage社で蓄積したノウハウをベースに、様々な貨物ダメージ防止対策、省エネルギー対策が施されている。冷却設備には自然冷媒(NH3及びCO2)を採用し環境保全にも配慮いたした。また温度帯も超低温から冷凍、冷蔵、定温と−50℃から+25℃まで顧客のニーズにあわせて幅広く対応する。

川崎汽船グループにおける海上・航空輸送サービス、そしてベトナムで20年以上に渡り事業実績のある日本ロジテムの知見やネットワークを活かし、今後益々の増加が見込まれる日本の食品、食材のベトナムでの普及に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア