<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年07月08日

【知 識】アスクル 最新の技術をもつロボットベンチャーMUJINと業務提携


アスクルは、ロボットの知能にあたるソフトウェアを開発するMUJINと、ロボティクス技術開発とeコマースの物流現場へのロボット導入を目的とした業務提携契約を締結した。アスクルは今後もさらに物流センターのピッキング工程の自動化、ロボット化を推し進め生産性の向上を図る。

アスクルは2015年12月、ロボットベンチャーのMUJINと、ロボティクス技術開発に係わる業務提携契約を締結し、現在まで両社協力し、物流センターのピッキング工程に導入するロボットの技術開発・検証・導入を進めてきた。

両社のロボット開発プロジェクトは、ロボット工業会が公募する平成26年度補正予算「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」として採択され、実証事業を行ってきたが、2016年3月、実証事業のベストプラクティスに選定された。

近年、日本の総人口は減少傾向にあり、高齢化率も世界に類を見ないペースで進んでいることから、今後ますます生産年齢人口は減少し、労働力の確保が企業にとって大きな経営課題になることが見込まれる。一方eコマース市場は順調に成長しており、市場の成長と比例して物流センターの作業量は増加しているが、労働力の確保とともに賃金は上昇傾向にあり対応が必要となっている。とりわけ、物流センターにおける商品ピッキング工程はもっとも多くの人員が働いており、自動化が進んでいない。同工程へのロボット導入による自動化を進めることが、労働力不足問題への対応と、生産性向上において極めて重要になっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識