<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年06月21日

【流 通】オムロン 多様な食品包装材を安定検出カラーマークセンサーを発売


オムロンは、食品や飲料品の生産現場において、包装材に印刷されたカラーマーク(※)を検出するための「カラーマーク光電センサーE3S−DCシリーズ(以下、E3S−DC)」と「カラーファイバーアンプE3NX−CAシリーズ(以下、E3NX−CA)」を2016年6月に発売した。「E3S−DC」と「E3NX−CA」は、これまで検出が困難だった光沢のある包装材や色差の少ないカラフルな包装材のカラーマークを安定して検出すると共に、生産設備の立ち上げやメンテナンス時間を短縮し、包装工程の生産性向上に寄与する。

食品や飲料品業界では、消費者ニーズの多様化に伴い、日々新たな製品が開発され、製品を包装する包装材の材質やデザインが多様化している。こうした中、生産現場では、安定的に設備を稼働させ続けるために、様々な包装材のカラーマークを安定的かつ簡単に検出できるセンサーが求められてきた。そこで、オムロンは、顧客企業各社の協力の下、様々な条件下でも“色の差”を安定して検出するオムロン独自のセンシング技術とアルゴリズムを搭載した「E3S−DC」と「E3NX−CA」を開発した。「E3S−DC」と「E3NX−CA」は多様な包装材のカラーマークを確実に検出すると共に、包装材のロット変更等に合わせ設定を最適化することで、設備の安定稼働に貢献する。

※ カラーマーク
フィルム包装材の断裁位置を示す目印。フィルムに一定間隔で印刷されており、マークの色は包装デザインによってさまざま

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| 流通