<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年04月15日

【アジア】富士通とエースコック ベトナムで物流改善に向けて協業

富士通とエースコックは、ベトナムに進出している日系企業が現地で品質の高い物流を共同利用できる共同物流情報システムの構築に向けて、取り組みを実施する。

共同利用に先立ち、両社それぞれのベトナム子会社である、Fujitsu Vietnam Limited(以下 FVL)によるシステム運用のもと、現地で即席麺の売上シェア1位を誇るAcecook Vietnam JSC(以下 ACV)の物流における試行を2016年6月より開始し、システムの有効性を検証したのち、2017年3月の本稼働を目指す。

従来、ベトナムの日系企業は、物流に関して現地企業に一任する以外手段がなく、自ら率先した改善の取り組みが難しい。今回、ベトナムでの物流において、契約した現地の物流業者から車両設備や運行記録などのデータを収集する仕組みを構築し、共同物流情報システムで効率的な配車計画や作業進捗状況の把握などを行い、車両の積載率や実車率の向上、物流コストの削減を目指す。また、FVLとACVは、日系企業に対して本システムの共同利用を募るほか、富士通とエースコックはミャンマーなど他のASEAN諸国においても同システムの有効性を検証し、ASEAN地域の物流改善を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア