<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年04月15日

【環 境】IHI インドネシア向け超々臨界圧石炭火力発電ボイラを受注


IHIは住友商事から、超々臨界圧(以下「USC」)石炭火力発電ボイラ(出力315MW×1基)に関する、本体機器供給の業務を受注した。

インドネシアの国営電力会社であるPT.PLN (Persero)が、ロンタール石炭火力発電所内の既設1-3号機の隣接地に4号機を増設する。拡張建設工事向けで、運転開始は平成31(2019)年の予定である。同社は、アジア市場を含む国内外において多くのUSCボイラを受注・納入しており、今回の受注は、高蒸気条件におけるノウハウと高度な製作技術や優れた運用実績が評価されたものと考える。

今回のUSCボイラは、蒸気を超高温・超高圧化することで発電効率を高め、燃料の使用量と二酸化炭素の排出量を抑制することができる。日本が誇る高効率石炭火力発電技術を用いてUSCボイラを中小型にダウンサイジングすることにより、中規模の電力需要と環境負荷低減に同時に応えることが可能になる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】