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2016年03月03日

【知 識】ベネッセと全国各地の大手塾が提携


ベネッセホールディングス(以下 ベネッセ)は、熊本ゼミナール、信学会、エジュテックジャパン、寺小屋グループ、ベネッセのグループ塾であるアップ、お茶の水ゼミナール、東京個別指導学院の合計7社と「クラスベネッセ」のフランチャイズ契約、および「教室事業コンソーシアム」設立について合意した。

クラスベネッセについては2016年各塾でのFC展開を順次開始し、全国に拡大する。また、「教室事業コンソーシアム」については、「エコシステムの実現」と「プラットフォームの構築」を行うことで、「教育業界で最も教育効果の高い先進的な校外学習モデル」を確立することを目指し、2016年に研究を開始する。

従前から校外学習市場においては、塾での指導は塾の「教室」、通信教育は「家庭」と場が分断されていた。ベネッセはこれまでも「こども英語教室」やグループ塾における「場」での教育サービスの提供を行ってきたが、さらに2014年度より「進研ゼミ」と塾での対面指導における長年の経験・ノウハウを組み合わせた新しいサービス「クラスベネッセ」や「進研ゼミレッツ」を開始している。今回「クラスベネッセ」を提携塾とのフランチャイズ展開により、本格的に全国に拡大する。

2016年4月以降は「進研ゼミプラス」の「ハイブリッドスタイル」(iPadを活用して学習する)をクラスベネッセ教材として使用することで、クラスベネッセのコーチが家庭での学習状況を把握したうえで指導することが可能になり、塾と家庭をシームレスにつなぐ指導が実現する。ベネッセはクラスベネッセを2020年までに日本全国で1000教室、受講者10万人に拡大することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識