2016年02月23日
【アジア】JCB アゼルバイジャン国際銀行と提携
ジェーシービーの海外業務を行う子会社、ジェーシービー・インターナショナル（以下、総称して「JCB」）は、アゼルバイジャン最大の政府系金融機関であるアゼルバイジャン国際銀行と、同行のカード加盟店・ATMにおけるJCBカードの取り扱い開始について合意した。２０１６年２月下旬より、JCBカードの取り扱いを順次開始する。アゼルバイジャン国際銀行は同国最大の金融機関であり、国内に７０以上の支店と１１，０００以上のカード加盟店を保有している。同行との提携により、大手ホテルやブランドショップ、大手量販店を中心にJCBカードの利用が可能となり、同国へ渡航するJCB会員の利便性が向上する。
アゼルバイジャンはカスピ海の西側に位置する共和国制国家で、１９９１年に旧ソビエト連邦より独立以降豊富な石油資源を背景に経済成長を続けており、２０１４年の経済成長率は２．８％で、２０１５年は約４％（※１）と、今後も堅調な経済成長が見込まれている。また、近年は資源依存からの脱却を目指して、産業の近代化や外国資本の導入に注力している。（※２）
今回の提携は、アゼルバイジャンにおいて加盟店網を拡大したいJCBと、国際ブランドJCBの取り扱いにより加盟店サービスの拡充を図りたいアゼルバイジャン国際銀行の意向が一致し実現した。
※１ IMF−World Economic Outlook Databases（２０１５年１０月）より
※２ 国際協力銀行−概況 NOW：アゼルバイジャン（２０１５年９月）より
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:35| アジア
