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2015年11月02日

【アジア】みずほ銀行と台湾銀行 業務協力覚書締結

みずほ銀行は、台湾最大手の銀行である台湾銀行(Bank of Taiwan)との間で、銀行業務を中心とした幅広い分野での相互協力を目的とした業務協力覚書を締結した。

台湾銀行は1946年に台湾銀行法に基づき台湾財政部100%出資により設立された。、資産規模で国内最大の政府系商業銀行である。

みずほ銀行はこれまでも、台湾銀行との間で日本円と台湾ドルの資金面での相互支援、シンジケートローン共同組成や、日系企業の台湾進出サポートなど、さまざまな分野で協力してきた。一方、昨今の台湾からの訪日客の増加を背景とした不動産や金融商品への対日投資需要の高まりや、高齢化の進展など、日本および台湾における社会経済情勢の変化を捉え、今回の覚書は、より広範かつ先進的な分野での相互協力関係の強化を目的として締結した。覚書の締結を通じ、対日投資需要に対応する商品・サービスの紹介や、リバースモーゲージローン、モバイルバンキング等のみずほ銀行がいち早く取り組んでいる新たな個人向けサービスのノウハウの提供・人材交流による相互協力をさらに進めていく。

みずほ銀行は、台湾に台北・台中・高雄の3拠点を有し、同地域初の外国銀行として、50年以上にわたって台湾経済の発展に貢献してきた。また、2015年1月には台湾における日本円即時グロス決済制度における清算銀行としての業務取り扱いを開始しており、同地域の金融システムのさらなる発展と安定運営に貢献している。今回の覚書の締結により、両行が有するノウハウや顧客基盤を活かし、さらなるサービス拡充を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア