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2015年11月02日

【環 境】IHIとIHI回転機械、中四国地方初の温泉熱利用の小型バイナリー発電装置を納入


IHIとIHI回転機械は、平成27(2015)年10月27日、中四国地方初となる温泉を熱源とするバイナリー方式の発電装置として、小型バイナリー発電装置「ヒートリカバリー”HRシリーズ”」を協和地建コンサルタント湯梨浜地熱発電所向けに納入した。

協和地建コンサルタント湯梨浜地熱発電所は、協和地建コンサルタントが、東郷温泉管理協同組合から温泉熱供給を受け、鳥取県及び湯梨浜町の東郷温泉温泉熱発電支援事業として補助金の交付を受けた上で、再生エネルギーの固定価格買取制度を用いて売電事業を実施する。

IHI回転機械の「ヒートリカバリー」はこれまで、他地域で温泉熱を利用した発電で複数の納入実績があり、少量の温水でも効率よく発電可能なことなどから、同様の事業に採用された。

「ヒートリカバリー」は、70℃〜95℃の温水を利用して少量の温水でも最大で20Kwの発電が可能な装置である。この装置で発電した電力は、送伝網に接続する事が可能なため、自家用として利用可能なだけでなく、地熱(温泉)による再生可能エネルギー固定買取制度を適用した売電も容易である事から、今回の受注へと至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】