2015年10月05日
【物 流】JR貨物 「安全報告書2015」の発表
JR貨物は平成27(2015)年9月29日に「安全報告書2015」を発表した。その中の安全スローガンとして「私たちは、人命を第一に考え、常に正しい作業を実行します。」とし一人ひとりの安全意識の向上と正しい作業の確実な実践を図り、安全な輸送サービスの提供を行うとした。
平成26(2014)年度の安全施策としては、安全を支える基盤を強化するとして、ソフト対策(運転士や保全社員、管理者などの人材の教育・訓練と確保)とハード対策(新製機関車等投入や線路・信号設備の改善など)の2部構成となっている。
その安全施策を確実に行うため、安全管理体制を定めるとともに、安全推進委員会を設置し、安全監査を行うなど体制の強化に努めている。
安全施策を踏まえたうえで安全性向上の取り組みとして、以下の8点を発表した。
1 安全改革委員会の設置
2 ヒヤリ・ハット活動
3 5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)コンサルティング
4 安全発表会の開催
5 社員と幹部の意見交換
6 安全通信「セーフティースクラム」の発行
7 安全関連の設備投資
8 危険品輸送の安全確保
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 12:05| 物流事業者
