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2015年10月05日

【流 通】『退職時健康情報継続管理モデル等に関する実証の請負』事業

東日本電信電話、NTTデータ経営研究所およびNTTデータは、総務省が掲げるスマートプラチナ社会構想の実現に向けて、特に健康に対する関心が薄い層(健康無関心層)にインセンティブを提供することで健康増進を促す実証事業である平成27年度『ICT健康モデル(予防)の確立に向けた退職時健康情報継続管理モデル等に関する実証の請負』事業に採択され、各社協力の下、2015年10月から2016年3月まで実証事業を行っている。

超高齢社会を迎え、生産年齢人口の減少、社会保障費の増大等の課題に直面しており、国民の健康維持・増進に向けた取り組みによる健康寿命の延伸実現を通じた課題解決が求められている。このため健康保険組合等では、多くの健康維持・増進の取り組みが行われてきたが、「転職や退職などに起因して保険者を移動した際の健康情報の共有が困難」、「国民の多くを占める健康無関心層(運動習慣のない方)への関心喚起が不十分」、「継続的に事業を行うための財源確保」などの課題が存在している。

今回の実証では、企業の退職者団体や自治体を通じて参加を働きかけ、健康無関心層を含めて広く健康維持・増進の取り組みを普及させるための方策、および転職や退職に際しての健康情報の分断を防ぐための検証を、2015年10月から2016年3月までの6ヶ月間実施する予定している。

実証では、「退職者健康増進モデル」として、居住地に応じて退職者の健康増進に向けたサービスの実証を行う。また、「健康情報継続管理モデル」として、組合健保から国保への健診データの移行実現に向けた検証(データポータビリティー検証)を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:02| 流通