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2015年10月05日

【知 識】MOTEXと三菱スペース・ソフトウエア 協業でマイナンバー管理・情報漏えい対策

MOTEXは、三菱スペース・ソフトウエア(以下 MSS)との協業を開始した。この協業により、MOTEXのネットワークセキュリティ統合管理ツール“LanScope Cat”と、MSSの個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」を連携させることで、企業における個人情報や機密情報などの漏えい対策強化を促進する。

2016年1月からスタートするマイナンバー制度において、各企業は社員や個人事業主などの取引先からマイナンバーを収集し管理しなければならない。またサイバー攻撃や内部犯行による相次ぐ情報漏えい事故などを背景に、情報漏えい対策は企業規模を問わず必須の課題となっている。

MOTEXの“LanScope Cat”は、社内にあるIT機器の情報を自動で収集、PCで「誰が・いつ・どんな操作をしたのか」といった履歴を取得し、セキュリティ対策の基本となる現状把握を行うことができる。また、USBメモリなどのデバイス利用や危険なアプリ・サイトの閲覧を制御するなど具体的な対策を行うことで、正確なIT資産管理や情報漏えい対策を実現できる。

一方、MSSの「すみずみ君」はクライアントPCや共有サーバー内にある個人情報を含むファイルを検索するソフトウェア製品として、クライアントPCや共有サーバー上のファイルに含まれる個人情報・マイナンバー・機密情報の検索ができる。また、検出したファイルを【機密】など重要度が分かるファイル名に変更することもできるため、正確かつ効率的な個人情報・マイナンバー・機密情報のファイル管理を実現できる。

両社の協業により、“LanScope Cat”と「すみずみ君」が連携することで、個人・機密情報の検索から管理、情報漏えい対策の強化が可能となる。今後MOTEXはMSSとの協業関係を深め、企業の情報漏えい対策を支援するための連携を強化し、顧客に最適なソリューション提供を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:59| 知識