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2015年06月25日

【環 境】エコ配 カーボンオフセット見直し


エコ配はこれまで、CO2をほぼ排出しない自転車を主な配送手段とし、自動車やバイクを配送手段として利用した場合に排出したCO2に関しては、カーボンオフセットすることでCO2排出量実質ゼロの宅配便としている。

京都議定書の第1約束期間(平成20(2008)年〜平成24(2012) 年)が経過し、第2約束期間(平成25(2013)年〜平成32(2020)年)の削減目標を数値化した京都議定書の改正条約であるドーハ合意について、日本が参加しないこととなったため、平成27(2015)年7月以降、カーボンオフセット証券を購入することが極めて困難になることが予想されている。

エコ配は、このような理由により、現在の仕組みを維持することが難しいと判断し、エコ配全国版にあっては平成27(2015)年7月1日以降の出荷分より、エコ配エコエリアにあっては、同年7月1日以降の購入分より、カーボンオフセットを行わないことを決定した。このため、同年のCO2削減証明書の発行は予定していない。

カーボンオフセットを行わないことにより、CO2排出量実質ゼロの宅配便ではなくなるが、エコ配は自転車を主な配送手段とすることで、業界平均の約70パーセントと最小の環境負荷での集配を可能にしており、今後も自動車・バイクでの配送をできる限り削減し、カーボンオフセットに代わる環境負荷低減の仕組みを取り入れることを検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| カーボンオフセット関係【取り組み内容別】