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2015年06月26日

【環 境】豊田自動織機、新型2.8?直噴ターボディーゼルを生産開始


豊田自動織機は、平成27(2015)年6月より同社東知多工場にて2.8?直噴ターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」の生産を開始した。この新型ディーゼルエンジンは同年6月17日にトヨタ自動車が発表した「ランドクルーザープラド」等に搭載されている。

豊田自動織機は、長年蓄積してきたディーゼルエンジンの技術をもとに、トヨタ自動車の委託を受けてGDエンジンの開発に参画するとともに、燃費低減やエンジン排気量のダウンサイジングに大きく寄与するターボチャージャー(過給機、以下、ターボ)の開発にもトヨタ自動車の委託を受け、参画している。

このGDエンジン用ターボの生産については、同エンジン向けに同社が全量生産し、平成27(2015)年2月より同社碧南工場にて生産を開始している。
同社は昭和28(1953)年にエンジン事業に参入し、自動車用ガソリンエンジンの生産を開始して以来、自動車用ディーゼルエンジン、フォークリフトをはじめとした産業用エンジン等、生産機種を拡げてきた。現在、自動車用ディーゼルエンジンとして、トヨタ自動車のIMV(Innovative International Multi-purpose Vehicle)等に搭載のKDエンジン、ランドクルーザー等に搭載されているVDエンジン、自動車用ガソリンエンジンとして、RAV4等に搭載されているARエンジン等を生産している。

このうち、ディーゼルエンジンは、平成26(2014)年11月、これまでトヨタ自動車と同社が共同で取り組んできたディーゼルエンジンの開発・生産機能を、順次、同社へ集約することに合意している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| 企業の取り組み 【機関別】