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2015年06月25日

【物 流】物流連 第2回目「海外物流戦略ワーキングチーム」開催


日本物流団体連合会(物流連)は、平成27(2015)年6月17日に「海外物流戦略ワーキングチーム」開催し、物流事業の海外進出に関する課題について検討した。本年度第2回目となる今回は、国土交通省の勝山国際物流課長を始めとする幹部や、会員企業他26人が参加した。

会議では、最初に日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外調査部アジア大洋州課から「メコン地域の通関・物流事情」について説明があった。カンボジア、タイ、ベトナム等、メコン地域における物流課題として、越境物流、非居住者在庫制度、コールドチェーンが示され、課題解決に向けて政策提言を各関係機関を通じメコン各国政府に働きかけたいとの考えが示された。

次に、国土交通省国際物流課勝山課長より、第6回物流政策アドバイザリー会議の概要が説明された。また、今年度も計画されているアセアン関係国政府との物流政策対話の進め方について方針が説明された。

次いで、日立物流バンテックフォワーディングから「グローバル3PL事例」として、中国からの輸入改善事例が披露された。また、国土交通省物流政策課企画室より、今年度の優良事例の募集については、CO2排出量削減の事例に加えて、その他の環境負荷低減など物流の持続可能性において優れた事例も対象としたいとの説明が行われた。

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投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者