<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年05月27日

【物 流】中部国際空港、航空貨物用の遮熱シートカバーを運用開始


中部国際空港(以下、セントレア)は平成27(2015)年5月15日、農産品、食品の輸送品質向上に向けて、国際航空貨物用の遮熱シートカバーの運用を開始した。

農産品・食品の輸送には貨物の特性上、航空輸送のスピードに加え、温度管理を中心とした高い輸送品質が要求される中、空港においては貨物地区と航空機との間で屋外を経由させる必要があり、夏季における温度変化の抑制は課題となっている。

遮熱シートカバーを使うことにより、今まで温度管理が難しかった貨物地区から航空機への移動時や搭載待機時においても温度変化を最小限に抑え、輸送品質向上が図られることが期待できる。

現在、セントレアでは農産品・食品の取扱量の拡大を進めている中、「フライセントレアカーゴ」の趣旨に沿い、今回の遮熱シートカバーの運用はセントレアの物流機能としての発展に資するものの一つとして、平成27(2015)年度より新たに設定された「拠点化・ビジネスモデル構築支援」にも初めて認定されたものである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:06| 国際物流