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2015年04月10日

【物 流】全ト協 「平成27年春の全国交通安全運動」の実施を発表


平成27(2015)年4月7日、全日本トラック協会(全ト協)は同年5月11日〜20日に行われる「平成27年春の全国交通安全運動」の実施とその詳細について発表した。

この運動の推進要綱を決定した中央交通安全対策会議交通対策本部によると、「本運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ること」を目的としている。全ト協は、同推進要綱と、国土交通省が策定した同実施計画に基づき、各都道府県のトラック協会に対して事前準備を進めるよう促し、期間中における同運動を効果的に実施するとした。取り組む内容は次の4点である。
 
1、安全運行の確保
トラック事業者(運行管理者を含む。以下、事業者等とする)は、運転者に対して安全運行を徹底するよう指導する。具体的な指導内容は、全ト協が同運動の基本としている「子どもと高齢者の交通事故防止」の他、「シートベルトの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」、「追突事故の防止」など、12項目を挙げた。

2、車両の安全性確保
事業者等は、「自動車点検整備推進運動」及び「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車両の日常点検・定期点検を確実に実施するよう努め、不正改造の防止を徹底する。

3、事故情報等の収集による安全意識の高揚
事業者等は、全ト協がホームページに掲載している「トラックの重大事故にかかる統計データ」等を活用して事業用自動車の重大事故発生状況、事業用自動車に係る各種安全対策等について情報を集め、従業員の安全意識を向上させる。

4、広報活動の推進
全ト協・各都道府県トラック協会は、ポスターや機関紙(誌)、ホームページ等を使って同運動の趣旨を徹底する。これ以外にも、全ト協は同年5月20日が「交通事故死ゼロを目指す日」であることに重点を置き、ラジオ放送を使って交通安全運動のPRを行うなど、運転者だけでなく一般市民に対しても交通安全意識が高まるよう努める。

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投稿者:gotsuat 09:55| 物流事業者