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2015年04月10日

【流 通】タクシー車内でiBeaconを活用した情報配信サービスの実証実験を開始


日本交通、博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂、及びACCESSは、日本交通グループが保有する一部のタクシーの車内で、iBeaconを活用して情報配信サービスの実証実験を開始する。

日本交通グループが保有する黒タク(黒色のタクシー)約1,600台の車内にACCESSのBeacon端末を搭載し、日交データサービスが提供する、iBeacon対応スマートフォン向けアプリ「日本交通タクシー配車」(50万人が利用)に対して情報を配信する。これによりアプリの基本機能(顧客からの要望に応じた指定場所へのタクシー配車等)に加え、「乗車時間」に注目したタクシー車内でのコミュニケーション機能として動画視聴連動型クーポンを提供する(顧客は、一回の乗車ごとにその機会を得ることができる)。顧客の「日本交通タクシー配車」アプリがタクシーの車内に設置されたBeaconに反応し、企業の動画広告の知らせを通知。乗車時から降車時までの視聴動画数に応じて、次回以降のタクシー料金の割引が受けられるクーポンが顧客の「日本交通タクシー配車」アプリに付与される仕組みである。
 
同実証実験は、2015年4月6日バージョンアップした「日本交通タクシー配車」アプリにて体験することができる。なお、同実証実験は、「日本交通タクシー配車」アプリのネット決済の利用の顧客が対象となる。

今回の取り組みでは、博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センターが開発している屋外情報配信プラットフォームを活用。この屋外情報配信プラットフォームは、乗車した場所や時間帯、乗車回数に応じて、配信する情報を変更する等、屋外での情報配信に対して高い自由度と柔軟性を実現することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:53| 流通