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2015年03月17日

【流 通】大塚商会 中堅中小企業向け災害対策ソリューションを開始


大塚商会は、企業の事業継続対策等を目的とした中堅中小企業向けのデータ保護・災害対策(DR)ソリューションを平成27(2015)年3月16日より開始する。

同ソリューションは、顧客の業務サーバーのOSやアプリケーション、データ等をまるごとバックアップし、北海道石狩市の「大塚商会 石狩データセンター」で保護する。

遠隔地を利用した災害対策におけるITシステムのバックアップは、データセンターや拠点間の通信回線、バックアップソフトの選定やどのデータをバックアップするかなど、専任の管理者がいない中小企業では大変な工数となる。今回のソリューションでは、中小企業の顧客においても事業継続対策ができるよう、バックアップサーバーやバックアップソフトの設定、データセンターのハウジングサービス、監視、通報サービス、データセンター間のWAN環境構築の全てを大塚商会が提供、運用支援をすることで、顧客の運用管理工数を軽減する。

バックアップにはArcserve(本社:米国ミネソタ州ミネアポリス)のイメージバックアップソフト「Arcserve UDP(Unified Data Protection)」を採用し、データだけではなく、サーバー内のOSやアプリケーション、各種設定などのシステム環境もまるごとバックアップサーバーに保護する。また、バックアップ時の重複排除機能により、バックアップデータの容量を圧縮し、バックアップ先の容量効率化やデータ転送負荷を軽減する。

バックアップ先の石狩データセンターは、首都圏から約800km離れており、地震や津波などのリスクも低いことから、災害対策用データセンターとして安心して利用できる。共有ラックを使用してサーバー1台から利用できるハウジングサービスにより、災害対策用のデータ保護環境を用意している。また、バックアップデータの整合性チェックや整合性エラー時の通報など、バックアップ運用の監視も行い、障害時もエンジニアがリモート操作でサポートする。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:29| 流通