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2015年03月17日

【物 流】JR貨物 平成27(2015)年度2月分の輸送動向を発表


平成27(2015)年3月12日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成27(2015)年度2月分の輸送動向を発表した。

これによると、平成27(2015)年2月は中旬から北日本地区で発生した暴風雪の影響や、山陽線で起きた旅客列車と乗用車による衝撃事故の影響を受け、月全体では高速貨58本が運休となった。(前年は高速貨402本、専貨34本が運休。)

コンテナ貨物は、全体では前年比25千トン増の1,731千トン(前年比101.5%)となった。
前年実績と比べて増加・減少した主な品目は以下の通り。
 
◎増加した品目
・農産品・青果物…175千トン(前年比24千トン増、前年比116.1%)
         民間流通米・北海道産野菜の好調な出荷を維持したため
・食料工業品………257千トン(同比13千トン増、同105.5%)
         清涼飲料水・菓子の発送が良好であったため
・積合せ貨物………183千トン(同比7千トン増、同104.1%)
         鉄道へのシフトが進んだため
 
◎減少した品目
・自動車部品………63千トン(同比14千トン減、同81.5%)、
         国内新車販売台数が続けて前年割れしているため
・家電・情報機器…33千トン(同比5千トン減、同87.2%)
         白物家電の国内出荷金額が減少傾向にあるため
・化学工業品………164千トン(同比8千トン減、同95.7%)
         樹脂・ゴムの出荷が低調であったため

次に、車扱貨物は、全体では前年比21千トン減の860千トン(前年比97.7%)となった。
前年実績と比べて減少した主な品目は以下の通り。

◎減少した品目
・セメント・石灰石…103千トン(同比15千トン減、同87.2%)
          一部の顧客で工事需要が減少したため
・石油…………………612千トン(同比17千トン減、同97.2%)
          北海道での輸送が終了したため

コンテナ貨物と車扱貨物の合計で見ると前年比4千トン増の2,591千トン(前年比100.2%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:32| 物流事業者