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2015年02月03日

【知 識】DNPと日本ユニシス 「国際ブランドプリペイド」の決済サービスを提供


大日本印刷(以下:DNP)と日本ユニシスは、グローバル規模で市場が急成長している「国際ブランドプリペイド」の分野で協業を開始する。

第一弾として、国際ブランドプリペイドのカード発行・決済管理のプラットフォームを共同開発し、カード発行会社に対してクラウドサービスにより提供する。カード製造、申込書入力などの業務受託、カード利用履歴を活用したマーケティング支援などと組み合わせて、2015年4月から販売する。カード製造・発行からカード決済管理、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、マーケティングまでワンストップでサービス提供するのは国内初となる。

国際ブランドプリペイドは、Visa、MasterCard、JCBなどの国際ブランドの全世界のカード加盟店で利用できる前払い(プリペイド)方式の電子決済サービス。原則として申込時の入会審査が不要で、年齢制限もないため、手軽に申し込みできる。また、入金(チャージ)した金額を超える利用はできないため、支出が管理しやすいという特徴もあり、幅広い年齢層の生活者や海外からの旅行者などの間で急速に普及すると予想されている。特に日本では、諸外国より現金による小額決済が多いため、カード発行会社は新しい決済手段となる国際ブランドプリペイド需要に期待して、提携企業の開拓に注力している。

今回、国際ブランドプリペイドサービスの国内トップクラスの提供実績があるDNPとDNPグループでカード決済分野に特化したシステム開発実績を持つインテリジェント ウェイブ、および金融業界や航空業界などで培ってきたミッションクリティカルなシステム開発・運用ノウハウを持つ日本ユニシスは、カード発行会社の国際ブランドプリペイドへの期待に応えるべく、クラウド基盤を活用した国際ブランドプリペイドの汎用型決済プラットフォームを共同開発し、DNPと日本ユニシスが共同でカード発行会社へサービス提供することに至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:14| 知識