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2014年12月11日

【流 通】JTB 日本人観光客のクルーズ需要拡大を受け専門店を銀座にオープン


ジェイティービーは、JTBグループのクルーズ事業の強化を目的とし、2014年10月1日に「JTBクルーズ事業部」を開設した。その取組の一環として、JTB首都圏にクルーズ専門店「JTBクルーズ 銀座本店」を同年12月5日よりオープンする。

JTBグループでは、クルーズ旅行の需要を「1、日本人観光客の需要」、「2、地域交流ビジネスの需要」、「3、訪日外国人観光客の需要」の3項目に分けられるとし、今後大いに拡大が期待できるマーケットと捉えている。特に日本人観光客のクルーズ需要は毎年伸びており、ここ数年、日本に寄港する外国船も増えていることから、まずは日本人観光客のクルーズ事業拡大に着手する。

これまでクルーズ事業の中心的な役割を担ってきた高品質専門店「JTBロイヤルロード銀座」(JTB首都圏)と、クルーズ事業30年のパイオニア、PTSのクルーズ企画部門を統合した「クルーズ事業部」を開設、JTBグループ全体のクルーズ事業を推進していく。 2014年12月5日にはフラッグシップとなるクルーズ専門店「JTBクルーズ 銀座本店」をオープンする。「JTBロイヤルロード銀座」のメインブランドの一つであったクルーズを独立・専門店化し、経験・知識の豊富なスタッフを全国から結集するとともに、仕入機能の強化を図っていく。

これを機会にクルーズ商品のブランド総称を「JTBクルーズ」へと刷新し、高品質・高額なクルーズ商品に加え、競争力のある廉価型商品の企画・販売にも力を入れる。 ラグジュアリー型「JTBクルーズプレミア」と価格訴求型「JTBクルーズバリュー」を中心に展開するほか、国内パッケージツアー「エースJTB」で展開してきた国内クルーズの一部も統合し、国内外を広く網羅するクルーズブランドとする。2013年度のJTBグループ全体のクルーズ取扱いは約35,500名、日本のクルーズ人口に占めるシェアは約15%となる。2020年にはシェア20%を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:43| 流通