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2014年11月10日

【物流】国交省 地域を支える持続可能な物流システムのあり方に関する検討会


平成26(2014)年10月29日、国土交通省は「第1回 地域を支える持続可能な物流システムのあり方に関する検討会」を開催した。

同検討会では現在の問題意識として次の3点が挙がった。

1、過疎等の進展を背景とした物流効率の低下及び宅配等へのニーズの多様化による物流事業者の負担増加

2、高齢化の進展に伴う車を運転しない者の増加に対応した
 (1)生活支援サービス等の必要性
 (2)地域経済の循環促進の必要性
   買い物支援、 農産物の集出荷、 高齢者等の見守り

3、地方自治体・NPO等・物流事業者等、地域の関係者の共働による取組みの必要性

これらの問題点への対策として「小さな拠点」を活用した地域づくりが挙がった。また、地域を支える物流の仕組みづくりの事例として、高知県で取り組まれている「小さな拠点(集落活動センター)を核とした域内の物流の仕組み」等を紹介。住民運営による地域の生活を守るための仕組みに「住民による生活店舗、ガソリンスタンドの経営と宅配サービス、見守り」や「農産物の庭先集荷、出荷、販売」などを行っていることが報告された。

今後は第2回、第3回と検討会を開き、平成27(2015)年3月頃にとりまとめる予定。

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投稿者:gotsuat 09:36| 行政関連