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2014年11月10日

【流通】日立 クラウドで健康増進を支援する「健康増進サービス」を販売


日立製作所(以下 日立)は、活動量計(※)で計測した歩行などの身体活動のデータをクラウド上に蓄積、解析を行い、分かりやすく可視化することで、健康増進を支援する「健康増進サービス」を開発し、自治体や企業を対象に販売を開始した。

高齢化社会の進展により、QOL(Quality Of Life)の維持、健康寿命の延伸への社会的関心が高まり、同時に、医療費や介護費の増大が深刻な社会問題となっており、少子高齢化に伴う労働力の減少による医療・介護スタッフの不足が懸念されている。このような中で、自治体が中心となって、地域住民の健康増進を積極的に支援する取り組みが広がっており、効果が大きく、導入が容易なシステムが求められている。

日立は、こうした背景のもと、活動量計で計測した歩行などの日々の身体活動のデータを、日立のクラウド上に蓄積し、解析を行うことで、活動量や生活習慣を可視化するシステムを提供する「健康増進サービス」を開発した。例えば、自治体や企業が運営する地域住民向けの健康サロン(集会所など)で、支援スタッフ(サポーター)が、「健康増進サービス」を活用して、利用者の活動量計のデータを蓄積・解析・見える化し、その結果を地域住民に提供するとともに、結果に基づいた健康増進に役立つアドバイスを行うといった運用を想定している。

※活動量計
内蔵の加速度センサーによって、身に付けることで、歩数や、時刻ごとの動き、1日の総消費カロリーを記録する装置

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| 流通