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2014年09月04日

【物流】国交省 トラック輸送情報(平成26年6月分)



平成26(2014)年9月2日、国土交通省は平成26(2014)年6月分のトラック輸送情報を発表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の6月の輸送量は5,119,536トンで、前月比104.3%(季節調整済み100.4%)の約212千トン増、前年同月比100.3%の約13千トン増となった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の同月の取り扱い個数は約292,438千個で、前月比107.0%(季節調整済み99.7%)の約19,026千個増、前年同月比101.1%の約3,285千個増となった。

 品目別及び地域別での輸送状況(調査対象25社)を見ると、多くの事業者が前月比で全品目の輸送量が増加したと回答した。その増加要因として、「機械」「繊維工業品」「食料工業品」は工場・生産地からの貨物増、「化学工業品」は倉庫から出る貨物増が挙げられた。主に「神奈川」、「関東」、「愛知」、「大阪」、「兵庫」で増加したという。また、前年同月比で主な増加品目は、工場・生産地からの貨物増が主要増加要因だという意見があった「食料工業品」であった。「日用品」の主な増加地域は「関東」で、主な減少地域は「神奈川」だった。

 一方、一般貨物(回答事業者828社)の6月の輸送量は、前月比102.5%、前年同月比101.1%であった。前年同月比と前月比で最も輸送量が伸びた地域は、それぞれ沖縄(103.9%)と北海道(112.5%)であった。前年同月比・前月比ともに輸送量が減少したところはなかった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:04| 行政関連