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2014年09月01日

【アジア】シンガポール科学技術研究庁と日立 熱電協調制御システムを構築し実証運用を開始


 シンガポールの科学技術研究庁(以下、A*STAR)傘下の電力グリッド研究センター(以下、EPGC)と日立は、シンガポールの建築建設庁(以下、BCA)の協力のもと、先進の熱電協調制御システムを新たに構築し、EPGC施設内において実証運用を開始した。

 今回、EPGCと日立が構築した熱電協調制御システムは、発電機の余剰排熱を空調設備の動力エネルギーとして利用し、最も省エネ・省コストを実現する運転ポイントで空調設備を制御する。実証試験では、熱電協調制御システムを用いることにより、ビル全体のエネルギー効率が52%向上すると見込んでいる。なお、熱電協調制御システムは、BCAおよび、A*STARとシンガポールの国家開発省(MND)による「ビルの省エネルギーに関する補助事業」からの資金援助を受け構築したものである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:42| アジア