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2014年07月16日

【アジア】大阪ガスと新日鉄住金エンジ タイのコージェネ・オンサイト事業で業務提携



大阪ガスおよび新日鉄住金エンジニアリング(以下:新日鉄住金エンジ)は、タイ国における天然ガスコージェネレーションシステム(以下:コージェネ)を活用したオンサイト事業(※)において業務提携する。

大阪ガスは、2013年3月にシンガポール現地法人 Osaka Gas Singapore Pte.Ltd.(大阪ガスの100%持ち株会社、以下:OGS)を設立し、シンガポールにおける産業用ガス販売事業など東南アジアにおける事業を推進している。

一方、新日鉄住金エンジは、タイ現地法人Nippon Steel Engineering Energy Solutions(Thailand) Ltd.(新日鉄住金エンジの100%持ち株会社、以下:NSET)を2012年6月に設立し、タイ国におけるコージェネ・オンサイト事業を推進している。

両社の業務提携により、大阪ガスの持つ高効率コージェネをはじめとする天然ガスの高度利用に関するノウハウと、新日鉄住金エンジの省エネ技術並びに高効率コージェネに関する設備エンジニアリング技術を組み合わせ、コージェネを活用したオンサイト事業を共同で推進し、顧客に多様なソリューションを提供する。また、OGSはNSETに出資し、それに伴い、NSETの正式名をNS‐OG Energy Solutions(Thailand) Ltd.と変更する予定にしている。

タイ国のエネルギー市場は、経済発展にともない拡大すると見込まれており、エネルギーコストや環境影響などへのお客さまの関心は高まっている。

大阪ガスと新日鉄住金エンジは、顧客の省エネルギーを促進し、エネルギーを安定供給するソリューションを提供することで、事業拡大を図る。また、コージェネの導入、重油などからクリーンな天然ガスへの燃料転換を促進することで、タイ国における省CO2の促進に貢献する。

なお、既にNSETはHonda Automobile(Thailand)社 プラチンブリ工場向け、アマタシティ工業団地内のYokohama Tire Manufacturing(Thailand)社向けのコージェネ・オンサイトプロジェクトを受注している。


※オンサイト事業
顧客の敷地内又は近傍にコージェネなどを設置・保有し、スタッフを配置して、コージェネの運転・維持管理を行い、電気・熱などを供給するエネルギーサービス

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:38| アジア