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2014年07月16日

【環境】丸紅 発電子会社を通じて福島県下郷町に小水力発電所を建設、発電事業を実施



丸紅は、三峰川電力を通じて、福島県下郷町に小水力発電所を建設し、発電事業を実施する。同町内を流れる阿賀川水系大沢川の流水を利用し、公有地や民有地に造る。

平成27(2015)年4月に商業運転を始める予定で、平成23(2011)年3月の東日本大震災後、同町がある南会津郡に初めて設ける小水力発電設備となる。

新設する小水力発電所「花の郷発電所」は、175kWの発電出力を備える。一般家庭約300世帯の年間消費電力量に当たる約100万kWhの年間発電量を見込む。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて、発電所の完成から20年間売電する。三峰川電力は、小水力発電所運営の経験を生かして地域に根ざした事業を行う。

福島県は、国の東日本大震災復興構想会議がまとめた提言で、再生可能エネルギー先駆けの地にするべき、とされた。この小水力発電事業は、同県での再生可能エネルギー発電設備導入の補助事業に採択されている。下郷町は「町新地域エネルギービジョン」を策定して、再生可能エネルギーの導入可能性を検討し、小水力発電に期待を寄せる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:37| 企業の取り組み 【機関別】